ドコモ光のプロバイダ！タイプA・タイプBの違いやタイプCの詳細解説！1ギガと10ギガの選び方やおすすめは？

こんにちは。通信業界でインターネット回線などの運用や検証に20年以上従事している「なかね」です。

ドコモのスマホを使っている人がインターネット回線を選ぶとき、第一候補が「ドコモ光」になりますね。

でも、ドコモ光ってプロバイダが20社以上あるし、タイプＡ・Ｂ・Ｃと言われて違いが説明できる人も少ないです。

特にタイプCは、ケーブルテレビの光回線を利用している特殊なプランです。

そんなタイプCもきっちりと検証して解説していますので、最後まで読めばタイプの違いが分かります。

それでは、さっそく解説します！

現在おすすめのネット回線・プロバイダは？

本サイトでは、通信業界で20年以上現役ネットワークエンジニアと光回線提案をしている私「なかね」が、光回線やモバイル回線をはじめとした通信環境の仕組みや、おすすめ回線などを解説しています。
多くの検証をしてきた実績より、費用だけでなく速度や品質、サポートを含めて本当におすすめできる回線を紹介します！

ドコモ光の選べるプロバイダってどういうこと？

ドコモ光はプロバイダ一体型の光インターネットサービス。

現在契約できるサービスプランはこちらです。

通信速度として「1ギガ」と「10ギガ」の2つ。

タイプにより、選べるプロバイダが分かれます。

プロバイダやタイプが分かれているのが、混乱して迷ってしまいますね。

それでは、プロバイダやタイプについて解説します。

プロバイダタイプの選び方

本記事の主題からそれてしまうためさらっと解説しますが、プロバイダタイプの選び方は次の3STEPです。

10ギガは、タイプAとタイプBのプロバイダがありますが、単純に月額費用が安い「タイプA」から選びます。

まだ利用者がそれほど多くないため、サービス内容もプロバイダによって差はあまりまりません。

初期特典が多いプロバイダの「10ギガ対応のドコモ光はGMOとくとくBB 」を選べば良いです。

1ギガ希望の人は、ケーブルテレビ加入者の人はタイプC、未加入者の人は料金が安いタイプAを選びましょう。

タイプAでおすすめは次の2プロバイダ

2社ともこちらの「ドコモ光 」特設ページから選択することで多くの特典をGETできます。

詳細はこちらのプロバイダ比較ページで解説しています。

プロバイダにこだわりが無ければ「タイプB」や「単独タイプ」は月額費用が高くおすすめできません。

それでは、ドコモ光のタイプの違いについて解説します。

1ギガのプロバイダ（タイプA・タイプB）

タイプは4種類ありますが、まずタイプAとタイプBについて解説します。

1ギガ　タイプＡとタイプＢのプロバイダ一覧

1ギガタイプで選べるタイプAとBのプロバイダ種類は次の21種類です。

1ギガタイプA　プロバイダ（16種類）
OCNインターネット	GMOとくとくBB光	@nifty	andline
SIS	ic-net	hi-ho	BIGLOBE
BB.excite	Tigers-net.com	エディオンネット	SYNAPSE
楽天ブロードバンド	DTI	＠ネスク	TiKiTiKi

１ギガタイプB　プロバイダ（5種類）
＠T COM （アットティーコム）	TNC	AsahiNET
ちゃんぷるネット	WAKWAK	–

※2023年6月30日で「ドコモnet」「plala」「OCN タイプB」は新規申込受付を終了しました。

このように、タイプAとタイプBに分かれています。

続いて、月額料金の違いを見てみましょう。

1ギガ　タイプＡとタイプＢの月額料金

それぞれのタイプで月額料金は次のようになっています。

２年定期契約ありの場合	プロバイダ タイプA	プロバイダ タイプＢ
集合住宅 マンションタイプ	4,400円	4,620円
戸建住宅 ホームタイプ	5,720円	5,940円

定期契約なし場合	プロバイダ タイプA	プロバイダ タイプＢ
集合住宅 マンションタイプ	5,500円	5,720円
戸建住宅 ホームタイプ	7,370円	7,590円

定期契約の有無で料金は違いますが、それぞれの区分でタイプAに比べてタイプBは「220円」高くなっています。

1ギガ　タイプＡとタイプＢ　どっちが良いの？

タイプBはタイプAに比べて「220円」高いです。

ですが、タイプBがタイプAに比べて優れているということはありません。

こちらで徹底比較を行いましたが、むしろタイプAの方がサービスや特典が充実していました。

つまり、料金が安い「タイプA」を選択しましょう。

1ギガのプロバイダ（タイプA・タイプＣ）

続いて、タイプＡとタイプＣの違いを解説します。

タイプＡとCの違いは、屋外の光回線設備の所有者が「NTT」か「ケーブルテレビ」かの違いとプロバイダが選べるかです。

ケーブルテレビのプロバイダは、多くは自社プロバイダですが会社によっては別にプロバイダがいます。

タイプAもCのどちらも「光回線」で同等の設備性能です。

ケーブルテレビ回線は「通信速度が遅い」というイメージを持っている人も多いですが、たくさんの光回線を検証してきた結果はこちらでした。

ケーブルテレビの光回線は「専用光回線」のため、コラボ光よりむしろ速い！

みんなのネット回線速度光回線ランキングでは、ケーブルテレビ光回線は上り/下り500Mbpsが多く、同じ専用光回線の「auひかり」や「NURO光」とあまり変わらないです。

NTTフレッツ網を利用した「コラボ光」は上り/下り300Mbps前後が多いです。

専用光回線（設備）とコラボ光の仕組み上、この結果はだいたい予想通りです。

フレッツ網は「IPoE」という方式で高速化していますが、専用光回線は「デュアルスタック方式」なので、IPv6はもちろん対応しています。

そのため、「通信速度」については「タイプC」の方が速い結果となりました。

続いて、月額料金の比較をしてみます。

1ギガ　タイプＡとタイプＣの月額料金・オプション

実は、タイプAもタイプCも月額料金は同一です！

タイプAもタイプCも、タイプBに比べて220円安い結果となりました。

タイプAプロバイダの多くが特典としている「Wi-Fi無料レンタル」や「セキュリティ・サポート」サービスは各ケーブルテレビで違うため、どちらが良いかはここでは判断できません。

1ギガ　タイプＡとタイプCとどっちが良いの？

月額料金が同一で、速度はタイプCの方が速いため「タイプCが良い」というと必ずしもそうならないです。

タイプCがメリット多い人は次に該当する人です。

タイプCは提携ケーブルテレビ局のみとなるため、将来ドコモ光の「タイプA」や「タイプB」へ転用する場合は別途料金が発生することがあります。

ドコモタイプAであれば、タイプBや別の光コラボへの「事業者変更」を行うことが容易なため、現在ケーブルテレビに加入していない方は「タイプA」を選んだ方が無難です。

ドコモ光タイプＣの提携ケーブルテレビ局（CATV）

タイプCは全てのケーブルテレビ局で行っているわけではありません。

ドコモ公式ページのドコモ光タイプＣ提携CATVで最新の提携ケーブルテレビ局が確認できます。

こちらの表にあるケーブルテレビ加入者は、近くのドコモショップなどでタイプCの申込手続きが可能ですよ！

残念ながら、ケーブルテレビ最大手のJ:COMはありません。

KDDIグループだからでしょうか…？

J:COMもauひかり回線を利用した超速NETという光インターネットがとても速くておすすめなのですが。

1ギガのプロバイダ　単独タイプ

タイプA・B・Cで紹介したプロバイダ以外のプロバイダを選べるのが、単独タイプになります。

ドコモ光は「プロバイダ一体型の光インターネットサービス」が基本なため、タイプA・B・Cのプロバイダを選べば「ドコモ光」との契約のみになります。

単独タイプは、①ドコモ光単独タイプで契約、②プロバイダと別途契約の2つと契約することになります。

1ギガ　単独タイプのドコモ光月額料金

単独タイプの場合、ドコモ光の月額料金は次になります。

２年定期契約ありの場合	プロバイダ 単独タイプ	プロバイダ タイプA（比較用）
集合住宅 マンションタイプ	4,180円 +プロバイダ料	4,400円
戸建住宅 ホームタイプ	5,550円 +プロバイダ料	5,720円

定期契約なし場合	プロバイダ 単独タイプ	プロバイダ タイプA（比較用）
集合住宅 マンションタイプ	5,280円 +プロバイダ料	5,500円
戸建住宅 ホームタイプ	7,150円 +プロバイダ料	7,370円

プロバイダが一体化されたタイプAと、プロバイダを別途契約しやければならない単独タイプの差は「220円」です。

プロバイダを単独で契約する場合、月額1,000円前後が多いです。

つまり、プロバイダによっぼどこだわりが無ければ単独契約をするメリットはありません。

1０ギガのプロバイダ（タイプA・タイプB・単独タイプ）

10ギガのタイプAとタイプBについて解説します。

10ギガ　タイプＡとタイプＢのプロバイダ一覧

10ギガタイプで選べるタイプAとBのプロバイダ種類は次の10種類です。

10ギガタイプA　プロバイダ（7種類）
OCNインターネット	GMOとくとくBB光	@nifty	andline
＠T COM （アットティーコム）	ic-net	hi-ho	–

１0ギガタイプB　プロバイダ（3種類）
BB.excite	エディオンネット	AsahiNET

※2023年6月30日で「ドコモnet」「plala」は新規申込受付を終了しました。

このように、タイプAとタイプBに分かれています。

続いて、月額料金の違いを見てみましょう。

10ギガ　タイプＡ・タイプＢと単独タイプの月額料金

それぞれのタイプで月額料金は次のようになっています。

２年定期契約 ありの場合	プロバイダ タイプA	プロバイダ タイプＢ	プロバイダ 単独タイプ
戸建て・マンション同額	6,380円	6,600円	5,940円 +プロバイダ料

定期契約 なし場合	プロバイダ タイプA	プロバイダ タイプＢ	プロバイダ 単独タイプ
戸建て・マンション同額	8,030円	8,250円	7,590円 +プロバイダ料

定期契約の有無で料金は違いますが、それぞれの区分でタイプAに比べてタイプBは「220円」高くなっています。

単独タイプは、ドコモ光の月額料金に別途契約するプロバイダ料の合計になります。

10ギガ　タイプＡとタイプＢ　どっちが良いの？

タイプBはタイプAに比べて「220円」高いです。

ですが、タイプBがタイプAに比べて優れているということはありません。

単独タイプは、プロバイダにこだわりがある人以外は高くなるため、メリットが少ないです。

つまり、料金が安い「タイプA」を選択しましょう。

まとめ

ドコモ光のプロバイダタイプA・タイプB・タイプCの詳細解説をしました。

違いと選び方はこちらです。

迷ったら「タイプA」を選んでみてください。

1ギガのタイプAのおすすめはこちらです。

プロバイダの詳細比較を見たい方はこちらのページから確認できますよ！

本記事は、毎月更新をしています。

あなたにとって、最適なインターネット回線を選んでいただけたら嬉しいです。

それでは、「なかね」でした。